ピルはにきびにも効果がある

にきび避妊薬として普及し、女性を守ってきた薬として有名なピルですが、生理痛やPMSの症状を軽減するための治療薬としても、最近大変人気があり、多くの女性が服用しています。生理の時に、おなかや腰が痛くて鎮痛剤を飲みながら過ごしている人や鎮痛剤が効かない時がある人、生理前に吐き気や頭痛、いらいらなどのPMSの症状がつらい人などが治療のために飲むことが多く、保険適用になったため、多くの人が生理痛の改善に取り組むことができるようになったのです。
ピルは、ホルモン量を薬でコントロールする薬で、排卵が止まります。決まった周期で生理になるようになるため、生理不順の人の治療に使われることもあります。毎日1回、小さな錠剤を服用しますが、1週間ごとにピルに含まれるホルモン量が変わるので、毎日決まった時間に、飲み忘れなく服用することがとても大切です。ホルモン量の不安定さや過剰分泌などを軽減する働きがあるため、背中にきびなど、ホルモンバランスの乱れから起こるにきびの治療にも良いと言われています。生理不順だったり、生理の時の痛みが毎回違う人などで、にきびが体にも出てつらい人は、ピルを飲むことで生理の悩みと背中にきびの悩みが改善する可能性があります。
1年~2年程度服用を続けると、痛みなどの症状が緩和され、鎮痛剤がいらなくなったり、少量で済むようになってくることが多く、症状が改善されたら、一度ピルをやめることが多いようです。また、症状がつらくなってきたらピルを再開しますが、2~3年おきに、痛みなどの症状と相談しながら、服用をやめたり、再開したりを繰り返す場合が多いようです。最近主流になっている低用量ピルは、副作用が少ないのですが、ないわけではないので、必要ないときにはやめると体への負担もお財布への負担も軽くなります。